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スティーブ・ジョブズ伝説のスタンフォードスピーチ解説 その2 愛と敗北について

スティーブ・ジョブズがアメリカの名門、スタンフォード大学の卒業式で行った伝説的に有名なスピーチについて解説している本シリーズ、今回は、2つ目のテーマである愛と敗北についてご紹介したい。原題は、「love and loss」である。

何に打ち込むべきか早くに気がついたジョブズ

大学を退学したジョブズは、アップルコンピュータの共同創業者であるスティーブ・ウォズニアックとともに、ガレージで商品の開発を始めた。スティーブ・ウォズニアックが発明した商品を、ジョブズが小売店に持ち込んで営業活動をした。世界に名だたるアップルコンピューターも、最初は従業員2名のガレージカンパニーだったのだ。
大学を中退したジョブズは、このように打ち込むべきものを発見して仕事に没頭した。

仕事にのめり込み、ピクサーを創業したエピソードをジョブズ自ら紹介

アップルを創業したジョブズは仕事にのめり込み、彼の人生でもっともクリエイティブな期間を経験することになる。アップルの代名詞であるコンピューターのマッキントッシュを開発したり、アニメ会社のピクサーを創業したりしたのだ。彼が創業したピクサーは、いまや世界でもっとも有名なアニメーションスタジオになっている、とジョブズは誇らしげにスピーチしている。

自分で創業したアップルから解雇されたエピソード

勢いにのって仕事をこなしていたジョブズだが、転機がおとずれる。「love and loss」のlossの部分である。
アップルコンピューターを経営していたジョブズは、会社経営を円滑にするために、ある人物を雇った。しかし、反りが合わずに、なんとジョブズが会社を追われることになったのだ。自ら創立した会社を解雇されることになったのだ。
ジョブズは打ちひしがれ、アップルに協力してくれた人々に謝罪してまわった。一時はシリコンバレーを去ることも考えた。しかし、何かが静かにジョブズの中で落ち着いていった。彼は、まだ仕事を愛していたのだ。その後、ジョブズはアップルに復帰して、停滞する会社をまた成長させていくことになるのだった。

満足のいく仕事をするためには仕事を愛するしかない

スタンフォードスピーチでジョブズは言っている。満足の行く仕事をするためには、仕事そのものを愛するしかない、と。

愛せることがまだ見つかっていないなら、探し続けるしかない

そして、まだ愛せることを見つけられていないのであれば、探し続けるべきだと聴衆に語りかける。偉大な仕事をするためには、仕事を愛している必要があり、愛せる仕事を見つけられていないのであれば、探し続けるのだ、と。

まとめ

リード大学を中退したスティーブ・ジョブズは、スティーブ・ウォズニアックとともにガレージで商品製造を始めた。ウォズが開発した商品を、ジョブズが営業販売してまわった。小売店で初めて受注してから、彼らのビジネスは起動に乗り始めたのだ。電話帳の最初に乗ることができるようにと、アルファベットの最初の文字、Aを使ったアップルという名前にしたのだった。
ジョブズはコンピューター販売の仕事にのめり込み、会社を成長せていったが、経営のために雇った人物と反りが合わずに、自ら創業した会社から解雇されてしまう。失意の中にあっても、ジョブズは仕事を愛していることに気がついた。
彼は、仕事にまたのめり込み、マッキントッシュを開発したり、アニメ会社のピクサーを創業したりしたのであった。ジョブズはいう、偉大な仕事を成し遂げるためには、仕事を愛している必要がある。また、愛せる仕事が見つけられていないのであれば、探し続ける必要があるのだと。
愛することができる仕事を見つけられていないのであれば、いろいろとトライして探してみようではないか。