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スティーブ・ジョブズ伝説のスタンフォードスピーチ解説 その1 点と点をつなぐ

本サイトでは、実用的な英語を身につけるために必要な学習方法や教材をご紹介している。この記事では、アップルの創業者のスティーブ・ジョブズが、スタンフォード大学の卒業式でした、伝説的なスピーチの内容をご紹介したい。youtubeで無料で視聴できるので、字幕を目で追いながら聞いたり、シャドーイングをしてジョブズになり切ってスピーチをしたりして活用していきたい。

スティーブ・ジョブズの生い立ちについてのエピソード

スタンフォードスピーチは、3つのパートで構成されている。1つ目のエピソードは、点と点をつなぐ、というものだ。conecting dotsという原題のこの章は、ジョブズの生い立ちから学生時代までについて語ったものになっている。未婚の学生の子どもとして生を受けたジョブズは養子に出される。生みの母親は、里親が彼女の希望の学歴を持っていないことを理由に養子縁組の合意に難色を示した。里親が、ジョブズを大学に進学させると約束したことを条件に、養子縁組にサインをしたのだった。

ジョブズは生みの親の希望どおりに大学へ進学することになった

ジョブズは、生みの親の希望どおりに大学へ進学することになった。しかし、ジョブズが進学したリード大学は、スタンフォード大学に負けぬほどの高い授業料で知られていた。あまり裕福ではない、ジョブズの育ての親の貯金はみるみるうちに減っていった。加えて、ジョブズは受講を義務付けられた講義にさほど興味を持てなかったようだ。

リード大学の講義に興味が持てずにドロップアウトすることになった

そのため、ジョブズは退学を決意した。退学を決意してから半年間、ジョブズはリード大学に残った。義務付けられた講義はないが、興味のある講義に出席できるという制度を利用したのだ。この間ジョブズは、学生寮の友人の部屋を転々としながら居候し、コーラの空き瓶を集めて日銭を稼いだ。ハリクリシュナ教団の無料炊き出しに出向いて食事をとったエピソードも紹介されている。

退学までの期間にカリグラフィーの講座を自らの意思で受講した

受講生として大学に残ったジョブズは、装飾文字カリグラフィーの講座を受講することにした。当時のリード大学は、全米でも高い技術のカリグラフィーの講義を提供していたのである。学内のポスターやラベルの至るところに、美しい装飾文字が施されていたのだ。

アップルを創業し、マックを開発する際にカリグラフィーを活かすことができた

アップルを創業したジョブズは、世界で初めて美しい装飾文字フォントを持つコンピューターのマッキントッシュを開発した。この美しいフォントには、ジョブズが大学で学んだカリグラフィーが活かされていたのであった。ジョブズはいう。ウィンドウズは、マックをパクっただけだから、マックが美しいフォントを持っていなかったとすれば、パソコンはそれを持つことはなかっただろう、と。

まとめ

スティーブ・ジョブズが、アメリカの名門スタンフォード大学で行ったスピーチは、伝説としていまも多くの人々に聞かれている。この記事では、スタンフォードスピーチの3部のうちのいちばん最初、点と点をつなぐ、について解説した。
ジョブズの生い立ちから、大学進学、そして創業までの流れを振り返り、点と点はつながっていくことをジョブズは伝えた。何かをする前に、どのように点がつながっていくかを知ることはできない。あとからふり返ったときに、それらはつながっていたことを知ることができるのだ、とジョブズは言っている。
大学で受講していたときは、カリグラフィーの技術がなにかに活かせるとは思っていなかったが、結果的にそれはマッキントッシュの美しいフォントとして表現されたのだ。